週刊中学星

中学校の部活の延長戦上を生きています。人ではない何かと、これは紛れもない戦(イクサ)である。毎週土曜日更新(予定)

【第二回】蚯蚓が鳴く季節

夕方、ジージーと土の中から聞こえてくる音、なんだろうと思う。

何時だか「蚯蚓だよ」と祖父に教えてもらったのだが、半信半疑であった。

 

さて、今週は気持ちの浮き沈みが激しい1週間でありました。

先先々週くらいがまた来た感じ。

自分が何者かも分からなくなり、生きている意味すら考えられなくなる、めちゃくちゃ辛い。

ジワジワと気持ちが沈むんじゃなくて突然下がるので実質滝。(?)

 

水曜日、初めてお酒で失敗した

1個前の記憶がどんどん無くなっていくのだ。

理性はあるのに記憶が無い、初めての体験だった。

一緒に飲んだ先輩たちに申し訳なくなった。

翌日、ところどころ覚えている話の内容を思い出して大後悔。いっそ殺してくれ。

掃除の時話した寮の女の人、めっちゃ怖いよな多分。絶対失礼なこと言ったよな多分。終わったなあ絶対。

翌日は気が気ではなく、穴があったら入りたいと思った。

同じような失敗をした人達の体験談を読み漁って、気持ちを落ち着かせてみたが、そんな簡単に忘れられたら苦労しないよな。案の定無理だった。

二度と飲まない、と反省しつつも昨日また飲みに行った。(もちろん、セーブしながら)

 

メンタルケア(?)を経てついに4日経った訳だが、人より深く深く考え込む癖があるので、まだまだ猛反省の日々は続く…。

 

洗濯物がたまっているのにやる気が起きない。

世の中の皆さんには、思い立ってすぐ動けるコツを教えて欲しいと思う次第である。

 

このまま行くと、解離性健忘の恐れがありよりのありけり。

 

【第一回】僕と九州と

今日も今日とて何でもない日だった。

病院に行って、小倉をウロウロするだけの、ただの土曜日。

ビタミン点滴の針が上手く刺さってくれなくて、左腕が再起不能になった、ただの土曜日。

 

友達がいない福岡に引越してきてから、できるようになったことが増えたので、今回紹介したいと思う。

まず、「ひとりご飯」

コミュ障で気にしいな私が、ひとりでご飯に行けるようになったことは、きっと明日槍でも降るであろう!というくらいすごいことだ。

(因みに今日は、朝マックしてからリバーウォークでオムライスを食べた)

まだちょっと人の目は気になってしまうが、「自分が思ってるより他人は自分に興味無い」という、タフな思考に切りかえることに成功して、さっき優勝した。

次、「バス」

「は?バス?」と思ったそこのあなた、バスです。

二十なんぼ生きてきて、初めてちゃんとバスの乗り方を覚えたのだ。

ちょうど住んでる地域を循環してるバスさんは、ICカードが使えないなんともアナログなバスなので、整理券を取り忘れたら詰む。(一回やった、今日もやりそうになった)

都会を走ってるものよりも長さがないため、博多→天神間を走るバスに乗った時は、最後列から運転席までが遠く感じたものだ。

 

「増えた」と言ったものの、これ以上浮かんでこなかったので、関東出身が九州の民になって受けた、カルチャーショックの話をしようと思う。

父親の親戚が九州に勢ぞろいしているため、九州の甘んまい醤油は、子供の頃から好きだった。スーパーやコンビニの寿司の小分けの醤油すら甘いのは結構びっくりしたが。実家に帰った時にいつも食べていた醤油を不味く感じたのは事実。舌が肥え始めたらしい。

 

JR鹿児島本線のボックス席は少し文句を言いたい。

同じ関東出身の同僚も「横並びにすればもっと人が座れるのに」と言っていた。ご最もである。

対面式の席で、知らない人が前に来た時の気まずさといったら。

(関東は横並びが主流)

あと、電車内にゴミ箱があるのは凄いなと思った。溢れかえっていたけど。

 

と、こんなにも福岡は住みやすいのかあと思い、仕事を辞めても福岡に永住したいような、したくないような、沢山の悩みと闇()を抱えた独身貴族が織り成すただの日記である。

特技は射撃です。どうぞよしなに。